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日記とか
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あーい、風邪完治してないけど学校頑張ったワーイ。

ラーメン食べに行ったって良いじゃない。薄給なわけないじゃない。
ユリとかソヒョンが長い髪をかきあげながら食べてたらそりゃ、店員さん喜ぶわよ。
ソヒョンはそんなことしなさそうだけど。
一緒に食べに行きたいわよ。多分、シカ様あたりがテンション上目で食べてるんじゃないかなぁとか思うと、横でフーフーしながら食べてるユリが浮かぶ。そうだと嬉しい。
んで、ユナが汁びちゃびちゃにしながら食べてて、パニが「テテ、アーン」とか言ってると嬉しい。
ヒョヨンとスヨンがガチ食いしてたり、ソニがくちゃくちゃ食べてたら嬉しい。

そんなこんなでお仕事は再開するみたいですね。良かったのかなぁ?頑張ってもらいたいです。5人の姿が見れたら、それで良いです、私は。

今日はそんなこんなでユリヒョン。いけるね、意外と。真面目なお嬢に、つかみどころのない気弱さん。少し、お嬢が強引になっちゃうみたいな。
ユナ目当てだったのに、ちょっとチャラ目な、だけど構ってくれるユリにキュンキュンしちゃい始めたソヒョンちゃんを書きました。
そんな感じです。ユリ推しだ、完璧に。ちょっとダメなところも格好良く見えてきた。ダメだ。

そんなこんなでユリヒョンです。ちょっと気合い入れて書きました。読んで頂けたら幸いです。
では、おやすみやびちゃん。

『風とゴム』


気だるそうにあくびをして箒を動かす
ゴムで結わえられた髪が風にひらりとなびくのが綺麗だと思った

「おっ、ソヒョン。今日はユナいないよ。」
「…知ってますよ」
「そっか、流石ぁ。」

最初は少し怖かった
話しかけられても返事もできないくらい
取っ付きにくいと言うか、怖いとしか言えなくて
どうやって避けるか、話しかけられないで済むか
それだけを考えていた

「今日は、今日もコーヒーで良いの?」
「はい」

スッとドアを開けて店内に招き入れてくれる
視界に入った腕は細いけれど、しっかりとしている
そうやってもてなすことになれているのは
バイトだからとかじゃなくて、
天性のものなんだろうなって思う

「掃除は良いんですか?」
「うん。そんなに汚れてないし、しなきゃいけないからしてただけだもん」
「そんなおざなりで良いんですか?」
「ホント、ソヒョンは真面目だなぁー」

そう言ってケラケラと笑う声が店内に響く
少しハスキーで機嫌が良いか悪いか分かりづらい声
いつの間にか、心地良くなっていたその声

本当はあなたなんかじゃなかった

「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
「いえいえ、ごゆっくりどうぞ。って言ってもユナ-」
「だから、ユナさんは関係ありません。」

最初はこうやっていじられるのも嫌だった
気付かなくて良いことに気付いて
空気が読めないのかいじってくる
そういうところ、大嫌いなのに
いつの間にか、それが楽しくなっていた

「良いって。ユナ目当ての子、多いんだよ。」
「それも知ってます。」
「急がないと、取られちゃうよ」
「良いですよ、好きじゃないですから。」
「またまたぁー」

コーヒー1杯持ってきただけで
自分の仕事はそっちのけ
ちっとも真面目じゃないし、軽く見える
それなのに、優しいその笑顔で許せてしまう

「ユリさんは」
「んー?」
「…ちゃんと、仕事しなくて良いんですか?」
「いま、客少ないし。ソヒョンは可愛いお客様だから特別。」

本当はそんなことが聞きたいんじゃない

いつの間にか、あなたのことを考えていたんです
そんなことを言ったらどうせ笑われるんだろう
キャラじゃないよって言われるんだろう

「誰にでも言ってるんですか、そういうこと。」
「もー、ソヒョン硬い」
「普通です。ちゃんと仕事しなきゃダメですよ」
「はいはーい。」

私の言ったことはまるで風の様で
ひらりとなびく髪の様にかわされてしまう
それが悔しくて、悲しくて
だから、どんどん惹かれてしまう

「あの…」
「んっ、おかわり?」
「いえ、その…」
「何、何?」
「終わりまで待ってても良いですか?」
「へっ、私を?」
「他に誰が居るんですか?」

だから、そのゴムの様に
あなたを結わえてみたくなるの

私の手で捕まえていたくなるの

「あー…遅くなるよ?」
「待ちますよ。」
「じゃあ、待ってても良いんじゃない?て言うか、本気?」
「本気ですよ。」
「そっ、かぁ…」

面と喰らったみたいな表情
少しは気付いてくれたんでしょうか?
少しは触れることが出来たんでしょうか?

「そっか、そっか。」
「なんですか?」
「いや、何にも。じゃあ、待っててくれる?」
「はい、待ちます。」
「ホント?」
「ホントです。」

少し照れた様に顔を赤らめて笑ってくれる
その笑顔、全く怖くなんて無い

「じゃあ…後で。」
「はい、後で。」

そう言って振り返るあなた
髪がさらりとなびく
今はまだ触れられないその髪

私の言葉がなびかせて、結わえることが出来るまで
もしかしたら、あと少し


つづかないぜよ。


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